Global Insight

グローバル・インサイト

Global Insight vol.10

日付2012/05/11

ミャンマー

 

Myanmar (Win Thin & Associates)


【ミャンマー経済特区の『中央組織』と『中央機能組織』が形成される】
経済特区を設立することにより、州の維持管理・安全確保・統治権の保護条項の枠組みの中で、ミャンマー国内への外国投資を許可し、経済成長を促す目的で『中央組織』と『央機能組織』が形成されました。

 

●27 名の政府高官からなる中央組織は以下のとおり:
議長:  州知事
副議長: 副州知事
副議長: 副州知事
秘書:  国家計画経済開発大臣
共同秘書:外国経済関係庁長官

メンバー:それぞれの省庁から大臣 20 名、法務長官、関係省庁の閣僚、関係州(合計22 名)

 

●20 名の政府高官からなる中央機能組織は以下のとおり:
議長:  国家計画経済開発大臣
副議長: 産業省次官 No.1
副議長: 産業省次官 No.2
秘書:  国家計画経済開発大臣
メンバー: 各省庁から次官 9 名、各省庁から大臣 4 名、ミャンマー港湾局長官、ミャンマー中央銀行頭取、定住土地記録局長官(合計 16 名)

 

【『通商政策局』は『貿易投資監視局(TISC)』として再編成された】
通商政策局は、ミャンマーへの投資と貿易の監視のために、14 名の政府高官から組織される『貿易投資監視局(TISC)』へと再編成されました。

 

TISC の構成は以下のとおり:
議長:   国家計画経済開発大臣
副議長:  商務大臣
秘書:   国家計画経済開発副大臣
共同秘書:商業省次官
メンバー: 各省庁から次官 9 名、ミャンマー中央銀行副頭取(合計 10 名)

 

【『ミャンマー投資委員会(MIC)』が再編成された】
ミャンマーの経済特別区および現行投資法を踏まえて、監視を強化するために、16 名の政
府高官から組織される『ミャンマー投資委員会(MIC)』が再編成されました。
MIC の構成は以下のとおり:
議長: 国家計画経済開発大臣
副議長: 鉄道省副大臣
秘書: 国家計画経済開発副大臣
共同秘書:投資経営総局局長
メンバー: 各省庁から次官 9 名、各省庁から大臣 3 名(合計 12 名)

 

【『CMP 経営監視委員会』が再編成された】
ミャンマーにおいて委託加工(CMP)を営んでいる自営業者、ミャンマー企業、外国企業に対して規定規則を遵守しているか検査するために、『CMP 経営監視委員会』(以下、委員会)が再編されました。

 

15 名の政府高官からなる委員会の組織は以下のとおり:
議長: 労働省大臣
副議長: 産業省
秘書: 労働省副大臣
共同秘書:産業省副大臣
メンバー: 各省庁から次官 3 名、各省庁から大臣 6 名、ミャンマー産業協会会長、ミャンマー衣料産業自営業協会(合計 11 名)

 

※本文より一部抜粋
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